東北地方太平洋沖地震について

3月11日の金曜日に発生した東北地方太平洋沖地震から2週間が過ぎました。

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その直後から本日の今の時点まででも、まだ、その被害の全容は明らかになっていないほどの激甚災害であったという事実には、驚愕をはるかに超えた、自然の脅威への畏怖と、被災された方々のぬぐい難い悲しみ、苦しみを思い胸の詰まる思いが交錯する、まとまりのつかない気持ちを抱くばかりです。

この大災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

私どもが、被災され苦難の中に置かれた方々や被災した各地に向けて出来る事とは何なのか。。この圧倒的な自然の力やその中で生きていく事の意味に改めてしっかりと向き合い、日本で受け継がれてきた伝統やその匠の技術に関る品物を扱っている、そうした生業を120年間営んできた中で、今、そしてこれから何が出来るのか、きちんと見つめなおし、出来る事を、出来るだけ、出来る限り取り組んで参る所存です。

私どもが扱っている品物、作品は、自然と寄り添い、それぞれの環境の中で、人間が生み出し、作りつづけてきたものであり、その品々の中に、その答えがあると信じております。

一日も早く皆様に安寧に過ごせる日々が戻りますことを祈つつ。